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  1. ティフブルー(8月上旬~8月下旬)

Blueberry varieties

2018.02.08

ティフブルー(8月上旬~8月下旬)

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ティフブルー(Tifblue)収穫時期:8月上旬~8月下旬

ティフブルーは1955年に発表された古い品種で、交配親が共に野生からの選抜種です。

(交配親はエセル×キャラウェイ。ティフブルーが交配された当時は優れた野生種を選抜し母体に用いて品種改良するのが主流でした。)

現在は、品種改良の手法も随分と進んでおり、非常に複雑な交配過程を経て誕生する品種が多い中、ティフブルーは初期改良品種でありながら、その稀有な果実品質で現在も尚、ラビットアイ系の標準品種として世界各国で最も広く栽培されています。

(冬に植えた30㎝程の小さな苗が、約半年間でこんなに大きくなりました!)

(2年目苗ですが、樹勢が旺盛で強いシュートがたくさん出ています…!品質に優れ、栽培面でも信頼が高いので育てていて安心感がありますね。)

その優秀さで多くの品種の交配親になっていることにも注目です。
ブライトウェル、パウダーブルー、プレミア、バルドウィン、オクラッカニーなどはティフブルーを母体に誕生しています。


果実は、ブルームが多く、明るいブルー色をしています。


摘み取りをする際の注意点が一つだけ。
「早摘み注意!」です。
しっかり熟す前の実は酸味が残ります。

完熟実の風味は◎ですので、適熟果を見つけて収穫しましょう!


◆系統
ラビットアイ系

◆原産国:アメリカ
ジョージア州沿岸平原試験場とUSDAとの共同育成で、1955年に発表。
日本への導入は1962年。

◆交配
エセル×キャラウェイ

◆家族品種
ブライトウェル(子)
パウダーブルー(子)
オクラッカニー(子)
プレミア(子)
バルドウィン(子)
など


☆ティフブルーは「ブライトウェルファミリー」コーナーにいます♪


よく混植に家族品種のブライトウェル、パウダーブルー(子供)が勧められています。
是非、親子品種の食べ比べを楽しんで行って下さいね♪

☆品種については、こちらもどうぞ♪
→「ブルーベリー図鑑」

☆ティフブルーはキャラクター化予定です。ウェルのお母さんですよ♪お楽しみに♪

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