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2019.02.16

ブルーベリーの原産国は?

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ブルーベリーの原産国は?

こんにちは。
ブルーベリーファクトリー岐阜、農園長の石見です。

シーズン中、ブルーベリーの原産国について、お客様からよくご質問頂きました。



ブルーベリーの原産地はアメリカが中心です。



栽培種は、北部では、ミシガン州、ニュージャージー州、ノースカロライナ州、オレゴン州。南部では、フロリダ州、ジョージア州、ミシシッピ州が有名で、野生種はメイン州などに広く自生しています。

(USDAとニュージャージー州立農業試験場の共同育成で誕生したコビル。ニュージャージー州は品種改良の歴史が古く、北部ハイブッシュ系の中心地として多くの優良品種を世に送り出してきました。)


アメリカに次いでブルーベリーの生産量が多いのはカナダですが、カナダは栽培種は少なくローブッシュといわれる野生種の占める割合が多いようです。



アメリカがブルーベリー産業の中心となっていますが、オーストラリア、ニュージーランドでもブルーベリー栽培が行われています。

オーストラリア原産のブリジッタなどは世界的に評価が高く、近年、ユーリカ、OPI、トワイライトなど期待感溢れる新品種が発表されています。

(オーストラリア原産のブリジッタ。暖地適正で果肉の硬さが素晴らしい。パリッとした食感が印象的。)


ニュージーランド品種も、ヌイ、プル、レカなど個性的で面白い品種がたくさん発表されていますが、国内の需要は少ないようで、ほとんどが輸出用です。

(ニュージーランド原産のヌイ。大粒性が最大の特徴。ニュージーランド産ブルーベリーはそのほとんどが第二公用語のマオリ語で命名されています)

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